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たのしい日本語――おもしろ〈ことば〉 その2  オノマトペ、川柳、落語の大喜利、語呂合わせ……

受付終了

基本内容

講座コード 24K11302F
キャンパス 越谷キャンパス
開講期 秋期
分野 教養講座
日程 2024年11月7日~12月5日
回数 5回
曜日 木 曜日
時間 13:10~14:40
定員 16 名
受講料 7,800 円
対象  
持ち物・服装 筆記用具

講座概要

たとえば、落語の「大喜利」でおなじみの「なぞかけ」「小噺」「ものあずけ」、時代を写す鏡「サラリーマン川柳」、同音・同訓異義語を楽しむ「語呂合わせ」、「ハラハラ/バラバラ/パラパラ」の違いがわかる「オノマトペ」、講談や歌舞伎の名台詞を声に出して読む――大人の〈ことば〉遊び講座。

※テキストの使用はありません。レジュメを配布します。

備考

【申込期間】2024年8月1日(木)9:30~ ※先着順、定員になり次第締め切ります。

【申込方法・受講までの流れ】
https://shougai.bunkyo.ac.jp/guide/index.html

【受講形態】
対面(越谷キャンパス)

※5名未満の場合は非開講になることがあります。

講座スケジュール

日程 内容 講師
1 11月7日 気分や状況で変わるオノマトペ(擬音語、擬態語) ○早く歩く:さっささっさ、てくてく、すたすた/遅く歩く:とぼとぼ、のそのそ、よたよた/少し変わった歩き方:しずしず、しゃなりしゃなり、ぽっくりぽっくり。
○大きく豪快な笑い:あっはっは、がはは、からから/静かな笑い:うふふ、くすっ、ほほほ/嫌な笑い:いひっひ、うっしっし、にやにや
原山 建郎
2 11月14日 時代を写す鏡――サラリーマン川柳を楽しむ ○8時だよ!! 昔は集合 今閉店/ウイルスも 上司の指示も 変異する/にこやかに マスクの下で 「うっせぇわ!」/巣ごもりで MからLに 服反応
マスク顔 確信持てず 見つめ合う/マスクとる 緊急事態 ノーメイク/あっ、マスク! 降りた階段 また登り/恋心 マスク外せば 花と散る
原山 建郎
3 11月21日 落語の「なぞかけ」、絶妙な「落ち」、「小噺」でつかむ ○失恋とかけて、泳ぎが苦手ととく。その心は、涙目で(波ダメで)沈みがち/掛け算とかけて、団子買い忘れたととく。その心は、5×3(誤算)15や(十五夜)
○『鰍沢』の落ち:川に流された主人公が、一本の材木につかまりお題目(=お経)を唱えて命拾い。「ああ、たった一本のお材木(お題目)で助かった」
原山 建郎
4 11月28日 声に出して読む『平家物語』、「切られ与三」 ○平家物語:ころは睦月二十日あまりの事なれば、比良のたかね志賀の山、むかしながらの雪もきえ、谷々の氷打ち解けて水は折ふしまさりたり。
○切られ与三:イヤサお富、久し振りだなあ。しがねえ恋の情が仇、命の綱の切れたのを、どう取りとめてか木更津から、めぐる月日も三年越し…
原山 建郎
5 12月5日 語呂合わせ(縁起担ぎ、文字替え、数学・科学、歴史年表) ○かつおぶし(勝男武士:信長の戦勝祈念)、五円(ご縁があるように)、黒豆(まめに暮らす)、昆布(よろこぶ)
○八八の祝い(厄年の64歳の祝い)、893(やくざ)、4649(よろしく)
○ほっとけほっとけゴミ屋さん(538年、仏教伝来)、いい国作ろう鎌倉幕府(1192年、鎌倉幕府)
原山 建郎

講師紹介

原山 建郎 (ハラヤマ タツロウ)
元遠藤周作番記者、日本文藝家協会会員、元文教大学非常勤講師
【プロフィール】
「やまとことばコミュニケーション」研究者。
1946年生まれ。早稲田大学卒。主婦の友社入社後、『主婦の友』などの女性誌キャリアを積み、1980年より『わたしの健康』で健康・医学分野の取材・原稿作成を行いました。1986~92年まで同誌編集長。同社取締役を経て、2003年よりフリーとなり、出版ジャーナリストとして本格的な執筆・講演活動に入りました。著書に『からだのメッセージを聴く』(集英社文庫)、『身心やわらか健康法』(光文社)などがあります。専門はコミュニケーション論、仏教的身体論。元文教大学・武蔵野大学・龍谷大学・玉川大学非常勤講師として、「文章表現」「自己表現技法(プレゼンテーション)」「文章作成・会話表現技法」や、文教大学湘南校舎では「就職ガイダンス」「面接対策合宿」の講師を務めるなど、一貫してキャリア支援の講座を担当。現在は文教大学地域連携センター講師として、「遠藤周作の作品を読む」「日本語を楽しむ」などの講座を担当しています。

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