翻訳で世界が読めるか Part2 エロさは伝わるか
基本内容
講座コード | 25K11360S |
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キャンパス | 越谷キャンパス |
開講期 | 春期 |
分野 | 教養講座 |
日程 | 2025年5月10日~5月31日 |
回数 | 4回 |
曜日 | 土 曜日 |
時間 | 10:50~12:20 |
定員 | 20 名 |
受講料 | 6,300 円 |
対象 | |
持ち物・服装 | 筆記用具 |
講座概要
私たちが外国作品(映画も含む)を読み、観る場合、多くは翻訳に頼ります。その際、その訳に疑いを抱くことは稀です。しかし翻訳は、はたして100%原作を伝えているのでしょうか。本講座では文学作品、そして映画の字幕を原作と対照して読むことで、翻訳のあり方を探ります。
※テキストは使用しません。レジュメを配布します。
【参考図書】
以下の文庫本の中のいずれかでもよいので、目を通しておいていただくと、より講座内容について理解が深まると思います。
①『ロミオとジュリエット』の翻訳(文庫本各種)
②『阿Q正伝』の翻訳(文庫本各種)
備考
【申込期間】2025年4月2日(水)9:30~ ※先着順、定員になり次第締め切ります。
【申込方法・受講までの流れ】
https://shougai.bunkyo.ac.jp/guide/index.html
【受講形態】
対面(越谷キャンパス)
※5名未満の場合は非開講になることがあります。
講座スケジュール
回 | 日程 | 内容 | 講師 |
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1 | 5月10日 | シェークスピアはエロい〜『ロミオとジュリエット』は純愛物語か | 白井 啓介 |
2 | 5月17日 | 魯迅は「色気」はあるか?〜「阿Q正伝」の女性描写 | 白井 啓介 |
3 | 5月24日 | 翻訳論という視点で考える〜「ドレミの歌」はなぜドーナッツなのか | 白井 啓介 |
4 | 5月31日 | 映画字幕の文体〜翻訳の優位性と不可能性 | 白井 啓介 |
講師紹介
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白井 啓介 (シライ ケイスケ)
- 文教大学名誉教授
- 【プロフィール】
1952年東京都の生まれ。東京教育大学、筑波大学大学院を経て1987年文教大学文学部設立以来36年間中国語中国文学科に勤務。併せて大学院言語文化研究科で日中翻訳論の指導を担当。専門領域は、中国現代文芸、特に映画論、話劇論。著書に『銀幕發光-中国の映画伝来と上海映画興行の展開』(作品社、2019)等。映画字幕作品として『芙蓉鎮』『古井戸』『紅いコーリャン』等。