【東京あだち】庵・瀬戸内晴美、愛・三浦綾子、剛・佐藤愛子を読む ―昭和を生きた三人の女性作家―
もうすぐ受付
基本内容
| 講座コード | 25A11010W |
|---|---|
| キャンパス | 東京あだちキャンパス |
| 開講期 | 冬期 |
| 分野 | 教養講座 |
| 日程 | 2026年2月12日~2月26日 |
| 回数 | 3回 |
| 曜日 | 木 曜日 |
| 時間 | 13:10~14:40 |
| 定員 | 20 名 |
| 受講料 | 4,700 円 |
| 対象 | |
| 持ち物・服装 |
講座概要
二〇二五年は昭和一〇〇年、戦後八十年という節目の年でした。五十数年前、原山が「主婦の友」編集者時代に担当した女性作家、庵を結んだ瀬戸内晴美(寂聴)、一途な愛に生きた三浦綾子、剛(つよ)い心を失わず一〇二歳を迎えた佐藤愛子、愛と波乱に満ちた生き方を描いた三人の著書から読みときます。
備考
【申込期間】2025年11月4日(火)9:30~ ※先着順、定員になり次第締め切ります。
【申込方法・受講までの流れ】以下のページでご確認ください。
https://shougai.bunkyo.ac.jp/guide/index.html
【形式】対面(東京あだちキャンパス)
※5名未満の場合は非開講になることがあります。
講座スケジュール
| 回 | 日程 | 内容 | 講師 |
|---|---|---|---|
| 1 | 2月12日 | 瀬戸内晴美(寂聴)の『いずこより』『寂聴 九七歳の遺言』を読む ○原山が初めて原稿とり番になった自伝小説『いずこより』/○天台宗の得度(晴美→寂聴)を引き受けた今東光/○二〇二二年秋、秘書をつとめた長尾玲子の著書『「出家」寂聴になった日』/○『寂聴 九七歳の遺言』に書かれた「寂聴法話」 | 原山 建郎 |
| 2 | 2月19日 | 三浦綾子の『母』『天の梯子』を読む ○「蟹工船」で知られる小林多喜二を見守り、信じた母・セキの幸せと苦悩――『母』を読む/○「私」のためではなく、「我ら」のための「祈り」を求めたエッセイ――『天の梯子』を読む/○原山が聞いた綾子さんのことば | 原山 建郎 |
| 3 | 2月26日 | 佐藤愛子の『戦いすんで日が暮れて』『百一歳 終着駅のその先へ』を読む ○『九〇歳、何がめでたい』の原著ともいわれる『戦いすんで日が暮れて』を読む/○遠藤周作との対談で語った「辛かった日々」/○九十歳代後半から二〇二四年までのエッセイ集、『百一歳 終着駅のその先へ』を読む。 | 原山 建郎 |
講師紹介
-
原山 建郎 (ハラヤマ タツロウ)
- 元遠藤周作/三浦綾子番記者、日本文藝家協会会員、元文教大学非常勤講師
- 【プロフィール】
「やまとことばコミュニケーション」研究者。
1946年生まれ。早稲田大学卒。主婦の友社入社後、『主婦の友』などの女性誌キャリアを積み、1980年より『わたしの健康』で健康・医学分野の取材・原稿作成を行いました。1986~92年まで同誌編集長。同社取締役を経て、2003年よりフリーとなり、出版ジャーナリストとして本格的な執筆・講演活動に入りました。著書に『からだのメッセージを聴く』(集英社文庫)、『身心やわらか健康法』(光文社)などがあります。専門はコミュニケーション論、仏教的身体論。元文教大学・武蔵野大学・龍谷大学・玉川大学非常勤講師として、「文章表現」「自己表現技法(プレゼンテーション)」「文章作成・会話表現技法」や、文教大学湘南校舎では「就職ガイダンス」「面接対策合宿」の講師を務めるなど、一貫してキャリア支援の講座を担当。現在は文教大学地域連携センター講師として、「遠藤周作・三浦綾子の作品を読む」「日本語を楽しむ」などの講座を担当しています。
もうすぐ受付
