【湘南】翻訳で世界が読めるか Part2 伝わるコト伝わらないコト
基本内容
講座コード | 25S11050F |
---|---|
キャンパス | 湘南キャンパス |
開講期 | 秋期 |
分野 | 教養講座 |
日程 | 2025年9月25日~10月16日 |
回数 | 4回 |
曜日 | 木 曜日 |
時間 | 13:10~14:40 |
定員 | 20 名 |
受講料 | 6,300 円 |
対象 | |
持ち物・服装 | 筆記用具 |
講座概要
私たちが外国作品(映画も含む)を読み、観る場合、多くは翻訳に頼ります。その際、その訳に疑いを抱くことは稀です。しかし翻訳は、はたして100%原作を伝えているのでしょうか。本講座では文学作品、そして映画の字幕を原作と対照して読むことで、翻訳のあり方を探ります。
※テキストは使用しません。レジュメを配布します。
【参考図書】
以下の文庫本の中のいずれかでもよいので、目を通しておいていただくと、より講座内容について理解が深まると思います。
①『ロミオとジュリエット』の翻訳(文庫本各種)
②『阿Q正伝』の翻訳(文庫本各種)
備考
【申込期間】2025年8月1日(火)9:30~ ※先着順、定員になり次第締め切ります。
【申込方法・受講までの流れ】
https://shougai.bunkyo.ac.jp/guide/index.html
【受講形態】
対面(湘南キャンパス)
※4名未満の場合は非開講になることがあります。
【車で来校される方】
車で来校される場合は、駐車場の利用申請が必要です。
お手元に車両情報をご用意の上、湘南キャンパス当センターまでお問い合わせください。
講座スケジュール
回 | 日程 | 内容 | 講師 |
---|---|---|---|
1 | 9月25日 | シェークスピアはエロい〜『ロミオとジュリエット』は純愛物語か | 白井 啓介 |
2 | 10月2日 | 魯迅に「色気」はあるか?〜「阿Q正伝」の女性描写 | 白井 啓介 |
3 | 10月9日 | 翻訳論という視点で考える〜「ドレミの歌」はなぜドーナッツなのか | 白井 啓介 |
4 | 10月16日 | 映画字幕の文体〜翻訳の優位性と不可能性 | 白井 啓介 |
講師紹介
-
白井 啓介 (シライ ケイスケ)
- 文教大学名誉教授
- 【プロフィール】
1952年東京都の生まれ。東京教育大学、筑波大学大学院を経て1987年文教大学文学部設立以来36年間中国語中国文学科に勤務。併せて大学院言語文化研究科で日中翻訳論の指導を担当。専門領域は、中国現代文芸、特に映画論、話劇論。著書に『銀幕發光-中国の映画伝来と上海映画興行の展開』(作品社、2019)等。映画字幕作品として『芙蓉鎮』『古井戸』『紅いコーリャン』等。