【湘南】美しい日本語を書く/話す その2 ―「やさしく」伝わる〈ひらがな〉のちから―
基本内容
講座コード | 25S11091F |
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キャンパス | 湘南キャンパス |
開講期 | 秋期 |
分野 | 教養講座 |
日程 | 2025年11月12日~12月10日 |
回数 | 5回 |
曜日 | 水 曜日 |
時間 | 13:10~14:40 |
定員 | 20 名 |
受講料 | 7,800 円 |
対象 | |
持ち物・服装 |
講座概要
四角い「漢字」・とんがった「カタカナ」・まあるい〈ひらがな〉コミュニケーションのなかで、やさしい〈思い〉が届くのは、やはり〈ひらがな〉の「あいさつ」でしょう。漢字の「仏」は〈ひらがな〉で「ほとけ(解け)」です。その2では、「やさしく」伝える〈ひらがな〉のちからについて学びます。
備考
【申込期間】 2025年8月1日(金)9:30~ ※先着順、定員になり次第締め切ります。
【申込方法・受講までの流れ】
https://shougai.bunkyo.ac.jp/guide/index.html
【受講形態】
対面(湘南キャンパス)
※4名未満の場合は非開講になることがあります。
【車で来校される方】
車で来校される場合は、駐車場の利用申請が必要です。
お手元に車両情報をご用意の上、湘南キャンパス当センターまでお問い合わせください。
講座スケジュール
回 | 日程 | 内容 | 講師 |
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1 | 11月12日 |
伝える「書きことば」、伝わる「話しことば」
○『「からだ」と「ことば」のレッスン』(である調) 『法隆寺を支えた木』(ですます調) ○『教師のためのからだとことば考』(ですます調) 『木のいのち 木のこころ』(聞き書き、語り口尊重) |
原山 建郎 |
2 | 11月19日 |
〈ひらがな〉で書いた詩を声に出して読む
○「あきとコスモス」:まど・みちおの〈ひらがな〉詩 ○「いるか」谷川俊太郎の〈ひらがな〉魂 ○「さっちゃん」阪田寛夫の〈子ども〉目線 〇「あいうえお・だよ」:長田弘の〈ひらがな〉で四季 |
原山 建郎 |
3 | 11月26日 |
〈ひらがな〉でとらえる「ほとけごころ」
○と(溶)く/ほど(解)く→と(融)ける/ほど(解)ける ○ゆる(許)す/ゆる(弛)む→ゆ(揺)れる/ゆる(緩)める ○たす(助)く/すく(救)ふ→ま(負)ける/まか(任)せる |
原山 建郎 |
4 | 12月3日 |
幸せの遺伝子をONにする言霊(音の響き)
○呪いの言葉は「呪った人」に返る「呪い」のブーメラン ○〈ひらがな〉で相手を褒める「言祝(ことほ)ぎ」は「祝福」のブーメラン ○「損得勘定(コスパ)」ではなく「尊徳感情(レスペクト)」 |
原山 建郎 |
5 | 12月10日 |
〈ひらがな〉が開く「ありがとう」の回路
○やさしい〈思い〉が届く〈ひらがな〉の「あいさつ」 ○「もしもし(自分)」「もしもし(相手)」で開く〈思い〉の回路 ○「ありがとう・おかげさま」で開く「贈与と返礼」の回路 |
原山 建郎 |
講師紹介
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原山 建郎 (ハラヤマ タツロウ)
- 元遠藤周作/三浦綾子番記者、日本文藝家協会会員、元文教大学非常勤講師
- 【プロフィール】
「やまとことばコミュニケーション」研究者。
1946年生まれ。早稲田大学卒。主婦の友社入社後、『主婦の友』などの女性誌キャリアを積み、1980年より『わたしの健康』で健康・医学分野の取材・原稿作成を行いました。1986~92年まで同誌編集長。同社取締役を経て、2003年よりフリーとなり、出版ジャーナリストとして本格的な執筆・講演活動に入りました。著書に『からだのメッセージを聴く』(集英社文庫)、『身心やわらか健康法』(光文社)などがあります。専門はコミュニケーション論、仏教的身体論。元文教大学・武蔵野大学・龍谷大学・玉川大学非常勤講師として、「文章表現」「自己表現技法(プレゼンテーション)」「文章作成・会話表現技法」や、文教大学湘南校舎では「就職ガイダンス」「面接対策合宿」の講師を務めるなど、一貫してキャリア支援の講座を担当。現在は文教大学地域連携センター講師として、「遠藤周作・三浦綾子の作品を読む」「日本語を楽しむ」などの講座を担当しています。